島根県

【出雲大社の神在祭】!初心者向け参拝のすすめ(2025年版)

令和7年【神在祭】日時
2025年11月29日(土)〜12月6日(土)
公式(神在祭)▶▶▶

※今年は寒い季節に行われます。どうぞ温かい服装でお出かけください。

出雲大社の神在祭とは

出雲の秋は「神在月(かみありづき)」。この時期は、全国の八百万の神さまが出雲に集まり、人々のご縁や幸せについて話し合う特別な一週間と伝えられています。その中心となるのが、出雲大社で行われる「神在祭」です。

初日の夕方には、日本海に面した美しい稲佐の浜で「神迎神事」が行われます。ここで神々をお迎えしたのち、出雲大社境内の十九社へお泊まりになると伝えられています。滞在中は「神議(かむはかり)」と呼ばれる会議で、来年の縁や人々のしあわせについて話し合われるそうです。

期間中は、参拝者も参加できる「縁結大祭」や「夜の神楽祈祷」などの神事があり、出雲ならではの清らかな空気の中で、神さまとのご縁を静かに祈る特別な時間を過ごせます✨

出雲大社 基本情報

公式 こちら
所在地 島根県出雲市大社町杵築東195
問合せ 0853-53-3100
参拝時間 ■6時~19時
時間帯以外は銅鳥居前での参拝となります
■素鵞社は16時半まで
拝観料 無料
駐車場 無料駐車場あり
出雲大社大駐車場
6時~20時
社務所 6時半~19時
授与品 御朱印・お札・絵馬・御守り・縁起物多数
車椅子貸出 8時半~16時半
社務所で貸出
出雲大社から最も近くて便利な駐車場情報

出雲大社の側に無料の駐車場があります。

出雲大社大駐車場 
島根県出雲市大社町杵築東宮内 駐車場

所在地:島根県出雲市大社町杵築東195
駐車時間:6時~20時
料金:無料
設備:洋トイレ・スロープ・オストメイト対応有

駐車場までのアクセス

  1. 出雲大社を正面に見ながら、「左側の道路をまっすぐ進む」
  2. やがて大きな十字路に出たら「信号を右折」
  3. 右折したすぐ先に駐車場の入り口があります

出雲大社から最も近くて便利な駐車場です。出雲大社の境内が広いため、駐車場から大鳥居まで徒歩で6分ほどかかりますが、実際は、出雲大社の隣の駐車場です。

神在祭の期間中は、例年 早い段階で大駐車場が満車 になります。特に日中は、出雲大社の前の道路が渋滞しやすく、駐車待ちで長時間並ぶこともあります。

そのため、混雑を避けたい方には 早朝参拝 が断然おすすめです。

私自身も過去に二度、神在祭に参加しましたが、開門時間の 午前6時頃 に合わせて訪れると、とてもスムーズに参拝することができました。夜明けの澄んだ空気の中で迎える神在祭は、混雑回避だけでなく、清らかな気持ちでお参りできる点でも特別です。

 

ご祭神とご利益

出雲大社にお祀りされている神様は、大国主大神です。
「縁結びの神様」として全国的に知られていますが、そのご利益は恋愛だけではありません。人と人とのつながり、仕事や学びとのご縁、健康や幸せとのご縁など、人生のあらゆる場面で「良縁」を結んでくださる神様です。

 

神在祭2025年神事のスケジュールと内容

令和7年11月29日夕刻~12月6日夕刻

日付(新暦) 神事・祭典 時間 場所 参拝者の参加
11/29/土 神迎神事 19時 稲佐の浜 見学可(神事の妨げにならない範囲で)
11/29/土 神迎祭 19時半
頃~
出雲大社
拝殿
見学可(拝殿前から拝観)
11/30/日 神在祭 9時 出雲大社
御本殿
参列不可(神職のみ)
11/30/日 龍蛇神講大祭 11時 出雲大社
神楽殿
講員中心
11/30/日
~12/5/金
夜神楽祈祷 17時 出雲大社
神楽殿
参加可(当日受付)
12/1/月 縁結大祭 10時 出雲大社
御本殿
参加可(事前申込制)
12/4/木 縁結大祭 10時 出雲大社
御本殿
参加可(事前申込制)
12/6/土 縁結大祭 10時 出雲大社
御本殿
参加可(事前申込制)
12/6/土 神等去出祭 16時 出雲大社
拝殿
参列不可(神職のみ)

2025年度神在祭の行事について、交通規制や神事への参加方法などは、まだ正式に発表されていません。最新の情報は公式サイトに掲載され次第、こちらの記事でもお伝えしていきますね。

神在祭

全国から出雲に集まった八百万の神々が、人々の寿命・縁結び・五穀豊穣など、目に見えないご縁や幸せについて話し合う「神議(かみはかり)」が行われると伝えられています。

神職のみで執り行われるため参列はできませんが、期間中は神々のお宿となる十九社の扉が開かれるので、その雰囲気を間近で感じることができます。

夜神楽祈祷

夕方から神楽殿で行われる特別祈祷。神職による祝詞奏上のあと、申込者の名前と願い事が一人ひとり読み上げられます。巫女舞が奉納され、玉串拝礼も行われます。篝火に照らされる夜の神楽殿で、幻想的な空気に包まれながら神様に直接祈ることができます。

当日受付で誰でも参加可能。旅行者にもおすすめの体験型神事です。

縁結大祭

大国主大神をはじめ出雲に集まった神々に「より多くの人に良いご縁がありますように」と祈りを捧げる大祭。参列者は拝殿で祝詞や巫女舞を通して神々に良縁を願います。縁結びの神事として特に人気があり、全国から参列者が集まります。

事前申し込み制(例年は秋に出雲大社公式HPで募集)。

龍蛇神講大祭

神在祭で神々を先導する「龍蛇神」を祀る大祭。五穀豊穣・大漁・家内安全などの御利益があると信仰されています。

主に「龍蛇神講」の会員を対象とした祭典です。

 

稲佐の浜のお砂取りで神さまとのご縁を持ち帰る

出雲大社に参拝するとき、ぜひ体験してほしいのが「稲佐の浜でのお砂取り」。神迎神事の舞台であり、国譲り神話の地でもある稲佐の浜で砂をいただき、それを出雲大社へと奉納する特別な風習です。

詳しくはこちらのページもご参照下さい
稲佐の浜での御砂取り~出雲大社参拝の前に知っておきたい伝統風習~
▶▶▶

稲佐の浜でのお砂取りとは

出雲大社の西方約1kmにある稲佐の浜は、国譲り神話や神迎神事の舞台として有名です。ここでは古くから「お砂取り」と呼ばれる風習があり、参拝前に浜辺の砂をいただいて境内の摂社に納めるのが慣例となっています。

お砂取りの手順

①稲佐の浜でお砂を採る
・波打ち際の砂を、袋や容器に少量だけ持ち帰ります。
・参拝者の間では「神様を迎えた聖地の砂」として特別視されています。

②出雲大社境内の素鵞社へ納める
・御本殿裏手にある素鵞社の床下に、稲佐の浜から持参した砂を納めます。
・代わりに、素鵞社の床下に置かれている「清められた砂」をいただいて持ち帰ります。

持ち帰った砂のご利益
・家の敷地や玄関にまくと災厄除け家内安全のご利益があると伝えられています。また、土地を清めたい場所に撒く風習もあります。

境内の見どころ ― 出雲大社の様子をご案内します

大鳥居(勢溜の大鳥居)

出雲大社の正門にあたるのが「勢溜の大鳥居」。高さ8.8mもある立派な鳥居で、ここから参拝が始まります。

大鳥居から望む出雲大社前の景色です。早朝は車の通りも少なく、辺りは静かで清らかな空気に包まれています。参道周辺には飲食店が立ち並び、イートインスペース付きのコンビニもあるので、参拝前後の休憩にも便利です。

 

祓社(はらえのやしろ)

参道の途中、右手にある小さなお社が「祓社」。ここには穢れを祓う神さまが祀られています。本殿に行く前に立ち寄り、心身を清めてから参拝すると気持ちも整います。

 

参道(祓橋~松の参道)

鳥居を抜けると広がるのは、両側に松が並んだ参道。全国でも珍しく、参道が本殿に向かって「下り坂」になっています。

中央は神さまの通り道とされ、現在は立ち入り禁止。参拝者は左右を歩きながら、本殿へと向かいます。

出雲大社のご祭神・大国主大神にまつわる神話「因幡の白兎」にちなんで、境内の参道沿いには大小さまざまなうさぎの像が置かれています。また、大国主大神を表した像もあり、こちらも必見です。

 

拝殿

拝殿は昭和38年(1963年)に再建された木造建築で、戦後の神社建築の中でも特に大きな規模を誇ります。

正面にかかる大注連縄(長さ6.5m)は迫力満点! 出雲大社に来たことを実感できる瞬間です✨

出雲大社での参拝の作法

出雲大社の参拝作法は全国の多くの神社とは少し異なり、二拝四拍手一拝。二度深くお辞儀をして、四回手を打ち祈り、最後にもう一度深くお辞儀をします。この独特の作法こそ、出雲大社ならではの特別な体験。ここでしか味わえない参拝の瞬間ですね✨

 

八足門

拝殿の奥にある檜皮葺の門が「八足門」です。
江戸時代に建てられた重要文化財で、普段は扉が閉じられており、参拝者はここから御本殿を遥拝します。「八足」とは、屋根のひさしが四方八方に伸びる形から付けられた名前で、その造りは威厳に満ちています。

 

ご本殿

出雲大社の心臓部ともいえる御本殿は、国宝に指定されている由緒ある建物です。高さ約24mと、日本最古の神社建築様式「大社造」を伝える荘厳な姿を今に残しています。

西側参拝所

こちらは出雲大社の「西側参拝所」です。ここでは、大国主大神さまと正面から向き合ってお参りできます✨

御本殿は南向きに建っていますが、実際の御神座は西を正面としてお鎮まりです。古代には「西は常世(神々の理想郷)」と考えられていたためとも言われています。

そのため西側にも参拝所が設けられ、参拝者は神さまとまっすぐ向き合い、特別なお参りが出来ます✨

 

十九社

御本殿の両側に並ぶのが「十九社」。全国から集まった八百万の神々が神在祭の期間に滞在する“宿舎”です。普段は扉が閉ざされていますが、神在祭の時期だけ扉が開かれる特別な光景を見ることができます。

 

素鵞社

御本殿裏にある小さなお社で、素戔嗚尊をお祀りしています。

ここが「お砂取り」の場で、稲佐の浜から持ってきた砂を納め、代わりに清められた砂をいただけます。静かな空気に満ちたパワースポットです。

 

社務所

お札や御守、御朱印の授与時間は 朝6時30分から19時まで。そのため、早朝に参拝した場合でも御守や御朱印をいただくことができます✨

 

大鳥居は、神門通りの先にも

出雲大社の勢溜の大鳥居から神門通りの先を眺めると、はるか向こうにもう一つの大きな鳥居がそびえています。
それが「宇迦橋の大鳥居」。出雲大社の玄関口として立つ、堂々とした姿が印象的です。

参拝を終えてお蕎麦屋さんへ向かう途中、宇迦橋の大鳥居を間近で見上げることができ、その迫力に思わず足を止めてしまいました。

 

最後に伝えたいこと

出雲大社は、神話の舞台であり、全国から神々が集う特別な聖地です。
拝殿での参拝や御本殿の西側参拝所、神楽殿での御祈祷、さらに稲佐の浜でのお砂取りなど、ここならではの習わしや体験が盛りだくさん。

また、お札や御守、御朱印は朝6時30分から授与していただけるので、早朝参拝でも安心です。混雑を避けながら、静かな空気の中でお参りできるのもおすすめのポイントです。

出雲の澄んだ空気に包まれながら、神様とのご縁を深めるひととき――。
初めて訪れる方も、心に残る特別な参拝となりますように✨

 

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