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淡路島のパワースポット神社!【 伊弉諾神宮】へ参拝してきました✨(兵庫県淡路市)

神話の舞台として知られる【伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)】へ参拝に行ってきました。

日本最古の神社のひとつとされ、国生みの神様「伊弉諾尊・イザナギノミコト」と「伊弉冉尊・イザナミノミコト」をお祀りしています。

夫婦神であることから、縁結びや夫婦円満、子宝祈願などにご利益があるといわれ、スピリチュアルなパワースポットとしても人気を集めています。

基本情報

公式 こちら
所在地 兵庫県淡路市多賀740
問合せ 0799-80-5001
参拝時間 24時間参拝可能
拝観料 無料
駐車場 敷地横に無料駐車場有り
社務所 8時30分~17時
トイレ 境内にトイレ有り

※訪問時の情報です。最新情報は事前にご確認ください。

駐車場について

第一駐車場
料金:無料
利用時間:7時~18時

大鳥居の東側にある最も神社から近い駐車場です。参拝に便利ですが週末など大変込み合います。

他に、参道から少し離れますが、神社の西側に第2駐車場があります。第2駐車場の方が大きく、大鳥居までは徒歩3分ほどで行けます。

ご祭神とご利益

ご祭神 日本最初の夫婦神
「伊弉諾尊と伊弉冉尊」
ご利益 縁結び・夫婦円満・厄除け・浄化・健康長寿・子宝祈願など

神仏研究家の桜井識子さんの著書では、夫婦安全や子宝祈願の他に、人間関係を良好に保つご利益もあるそうです。本殿で手を合わせ、時計回りにゆっくり境内を歩く事がお勧め✨夫婦大楠エリアでもご神木からの良いエッセンスをたっぷり浴びて下さいね✨ご神木には手で触ったりするのはNGです✋境内を周る時は、時計周りが良いそうです✨

国生み神話と伊弉諾神宮〜日本の始まりと淡路島のつながり〜

国生み神話とは?

ゆりはる
ゆりはる
実際に参拝してみると、神話と伊弉諾神宮とのつながりや深い歴史が気になり、いろいろ調べてみました。

日本最古の書物『古事記』や『日本書紀』に登場するのが「国生み神話」です。

物語の主人公は、夫婦の神様 伊弉諾尊 と 伊弉冉尊

天の神々(天津神)から「国を生みなさい」と命じられた2人は、天の浮橋に立ち、神聖な矛「天沼矛(あめのぬぼこ)」で海をかき混ぜました。矛を持ち上げたときに落ちたしずくが固まり、最初の島が生まれます。

 

境内散策

夫婦の大楠👏パワスポ👏

是非✨立ち寄って欲しいスポットが「夫婦の大楠エリア」

樹齢はおよそ900年、高さは30メートルを超える堂々とした大木で、もともと二本だった木が成長するにつれて一つに結びついたそうです。

ゆりはる
ゆりはる
夫婦円満にご利益がある!との事で、主人とこのエリアでゆっくり過ごしました💕


岩楠神社

夫婦大楠の根元には小さな岩楠神社があります。こちらにはイザナギとイザナミの間に最初に生まれた神さま、「蛭子大神」が祀られています。

 

大鳥居~石燈籠

高さ約8メートルもある花崗岩の大鳥居は、日本最大級の規模。震災で一度倒れましたが再建され、今も参拝者を迎えています。

参道の両側には石燈籠が並び、木々の緑に包まれた道は静かで心地よい雰囲気です。砂利を踏む音や木漏れ日が、自然と心を落ち着かせてくれます✨

 

二の鳥居から正門へ

二の鳥居を過ぎると池や渡り橋があり、庭園を歩いているような心地よさがあります。池の横を進むと、やがて立派な神門が見えてきます。

 


放生の神池

二の鳥居近くに広がる放生の神池は、かつて聖域を囲んでいた堀の名残。昔は病気平癒を願って鯉を、快癒の感謝に長寿を願って亀を放つ習わしがあったそうです。

 

不思議な形の石燈籠?気になるので撮影📷

 

手水舎

参拝前に手を清める手水舎の水口は亀の形。亀は長寿の象徴とされ、健康への祈りも込められています。

 


神門前の太鼓橋

太鼓橋は、池の水面を渡ることで身を清める意味があるといわれています。参拝者が神門へ向かう前に立ち止まり、気持ちを落ち着ける場所として大切にされてきました。

 

正門(明治16年移築)

明治時代に建て直された神門は、落ち着いた雰囲気の立派な門です。

授与所

神門をくぐると、すぐ左右に東と西の授与所がありました。

 

拝殿(明治15年築)

拝殿は入母屋造の建物で、かつては舞殿も兼ねていました。現在は改修され銅板葺の屋根となっています。私が訪れた時はちょうど修理中で、近くで見ることができなかったのが残念...。

 

本殿・幣殿(明治12年築)

本殿は二重の基壇の上に建てられた檜皮葺の建物で、幣殿と一体になっています。

本殿の真下には、国生みの神・伊弉諾尊の御陵があると伝えられています。参拝は拝殿を通して行われますが、本殿は特別な聖域として大切に守られています。

 

鹿島神社・住吉神社

鹿島神社は、武神である武甕槌神をお祀りしています。古くから武運長久や武道の上達を願う人々に崇敬されてきた神社です。

住吉神社は、住吉三神をお祀りするお社で、航海や海上の安全を見守る神さまとして信仰されています。淡路島という海に囲まれた土地柄もあり、昔から旅や船の安全を願う人々に大切にされてきました。

 

左右神社

伊弉諾尊が禊をしたときに左目から生まれた天照大神と、右目から生まれた月読尊が祀られています。そのため、特に目の健康や眼病平癒にご利益があるとされ、昔から信仰を集めてきました。

左右神社は本殿の右側にあり、伊勢神宮と同じ方角に位置しています。参拝の途中で立ち寄り、目の健康を願う方が多い小さなお社です。

 

頭髪感謝碑

境内には「頭髪感謝碑」という石碑もあります。「髪(かみ)」と「神(かみ)」を重ね、髪に感謝する心を形にしたものです。2008年に育毛会社リーブ21の協力で建立されました。

 

神輿庫

かやぶき屋根の寄棟造りで、白壁が印象的なこちらの建物は、阿波藩主の寄進によって建てられたものです。

例祭の神幸式で使われる、六角鳳輦(ほうれん)型の豪華な神輿が納められています。

 

自動車祓所

境内には車のお祓いを受けられる「自動車祓所」もあります。

車のお祓いは1年に一度、行うのが良いそうです✨

 

参拝を終えて

伊弉諾神宮は、国生みの神話を今に伝えるとても大切な神社です。大鳥居から参道を歩くだけでも心が整い、夫婦大楠や放生の神池に立つと自然と気持ちが和らいでいきます。

大きな見どころだけでなく、小さな社や石碑にまで歴史と信仰が息づいているのを感じる事も出来ました。

淡路島を訪れた際には、ぜひゆったりと境内を散策して、神さまとのご縁を感じてみてください。

また、いつか訪れたい場所です。

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